黝い太陽の雫

気分気侭のブログ

買い替え

来年の3月、家の車が車検を迎える。それに伴って買い替えの話が持ち上がった。そしてつい先日、買い替えが決定した。年内に決まってしまうとは思わなかった。

 

最初は、親父の単なる好みでマツダデミオが候補に上がっていたのだが、何となく面白くなかった私が他社の車の排気量を調べて提案。その中から数個の候補が上がり、最初に候補になっていたデミオが消えた。親父は自分の好みでデミオを頑なに推して居たのに案外あっさり消えてしまい草しか生えなかった。

最終的に2つの候補で揺れ始める。TOYOTAVitzかHondaのFiTかと繰り返し両方の会社へ訪れては説明を聞いたり持ち帰ったり。勿論試乗もした。

試乗の日は何とか起きて参加したのだが、どちらかと言うとHondaの車の方が好きだった。Vitzも元のデザインから随分と変わってハイテクになったと思うし細長くもなった気がする。以前、車を修理に出した時に来た台車がVitzだったのだが、その時の朧気な記憶の中ではVitzは随分丸っこいイメージがあったので何となくVitzっぽくないなと思いながら試乗に参加して居たが、如何せんTOYOTA社の車内の臭いが臭いの何のって。臭いだけで酔ってしまう。ところがそれを主張しても親父は如何も軽視して居る様で、Vitz推し始めた。

色の話でも食い違い、殴り合い(NO物理的)になった。私は銀、母親はオレンジ(此れは特別カラーなので検討して居たコースでは選べない)、そして親父は空色を選んだ。親父は本来派手な色を嫌がるしただの赤を勧めてみると難色を示すのに、空色を選ぶ心境がよく分からなかった。私が推した銀色も「その辺に溢れる程あるし営業車っぽい」と難色を示した。

2社の試乗を終えて帰って来たにも関わらず、結局最終的にHondaに値切りの結果を訊きに行く、と2人で出掛けて行った。その結果と説明によってはその場でサインをして来るらしい。という事で、最後に母親と少しだけ討論と親父の陰口を話し合い送り出した。私は夕方近くまでかかったTOYOTAさんの説明に飽き飽きして先に帰って来て居たのでもう行く気にはなれず、家でカズクラの実況動画を観て待って居たのだが、夜(確かそうだった様な)に帰って来た時にはHondaの車に決まったと言う。何とか母親の最後の推しが効いたのだろうか。

 

とにかく、これで3月には今のプレマシーとは最後になる。あと3ヶ月しか無いと考えると、別れが確実に近付いて居るなぁ、と感じる。ウチの母親は環境保護に煩い。だから多少の距離なら歩きか自転車か電車を使え、という人だ。つまりそうそう何度も車は出して貰えないので、3月までに車に乗れる回数は何回なのだろうか。